新設された巨大なごみ処理施設に注がれる放水の列。手際良く救出される負傷者や避難者たち。
雪の朝となった11月17日(金)10:30から、小樽市消防本部の火災防ぎょ訓練が、桃内2丁目にある「北しりべし広域クリーンセンター」で行われた。
同センターは、後志管内6市町村からなる「北しりべし廃棄物処理広域連合」のごみ処理施設として、11月1日(水)から試験稼動が始まり、21日(火)から一部運用が開始されることになっている。
この運用開始に合わせ、同連合事務局と小樽市消防本部、小樽市消防団、日立造船株式会社の4機関による火災防ぎょ訓練。
訓練は、「小樽市に震度6強の地震が発生し、1階の灰溶融炉に亀裂が生じスラグが流出し、冷却水と接触し水蒸気爆発を起こした。この爆発により、作業員1名が負傷し火災も発生、屋上に避難した人が救助を求めている」との想定で実施された。
消防本部から車両8台・31名と小樽市消防団4名が訓練に参加。救助・救急・消火訓練などを次々に行った。周囲に雪が積もる中、放水訓練では、建物目掛けて勢い良く放水が行われた。(写真提供:小樽市消防本部)
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