小樽の観光名所・小樽運河の散策路に、「逢いたい気持ちが ままならぬ 北国の街は つめたく遠い」と、「小樽のひとよ」のオルゴールが再び流れ出した。
東京ロマンチカの名曲「小樽のひとよ」の歌詞プレートとオルゴールが、小樽運河散策路に設置されたのは8月13日だった。観光客の最も多い運河散策路に「小樽のひとよ」のオルゴールが流れ、散策の人の足を止めていた。
しかし、押せば鳴り出すこのオルゴールに興味を示し、利用する観光客が多く、わずか1ヶ月足らずで故障してしまった。
このため、「小樽のひとよ」のプロムナード歌詞プレートを設置した小樽・後志、北の故郷を唄う市民歌謡祭実行委員会では、回路部分の修理を行っていた。やっと部品が手に入り、修理も終わって、覆われていた青いビニールシートが取り外され、元の姿に戻り、再びメロディーが11月9日(木)から流れ出した。
同実行委の笹島進事務局次長は、「10日(金)の天気が良ければ、朝から“小樽のひとよ”が聴けます。雪が降り出したら、オルゴールを一時撤去して冬眠に入りますので、それまで十分楽しんでもらいたい」と、修復を確認していた。
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