小樽市内築港のウィングベイ小樽に設置されたビッグツリーの点灯式が、11月10日(金)16:30から行われた。クリスマスソングと共に、小樽の夜空に4万個の灯りが一斉に輝き始めた。
このツリーは、樹齢100年、高さ22mの日高産トドマツで、道内最大級のビッグツリー。毎年、小樽の海を眼下に煌々と夜空に浮かび上がり、小樽の冬を華麗に演出している。
今年は、11月11日(土)から開催する小樽ロングクリスマスに合わせ、例年よりも1週間早く点灯した。点灯式では、小樽市長や日高町の助役が参加し、市内の幼稚園児によるハンドベルや“めんこい”歌声のクリスマスソングが披露された。Therater I’mによるミニミュージカルも行われた。
ステージイベントを終え、ライトが消えた会場の背後のガラスに「5、4、3、2、1」のカウントダウン映像が流れ、眼前に立つビッグツリーに約4万個のイルミネーションが一瞬にして浮き上がった。「わあ」、「すご~い」、「きれい」と歓声が上がり、多彩な電飾を眺める見物客や携帯で記念撮影する人が多く見られた。
小樽明峰高の学生は、「学校の帰りに寄ってみたんですが、点灯した時がすごくきれいで驚きました。クリスマスは一緒に過ごす予定です」と、ちょっと早いクリスマス気分を味わっていた。
ビッグツリーの点灯で、小樽市内は一気にクリスマスシーズンとなり、11日(土)からは、小樽ロングクリスマス2006が市内各所で開催される。
ビッグツリーの点灯時間は16:00~22:00。2月中旬まで点灯する予定。10日(金)のビッグツリー点灯に伴い、築港地区のヒルトン小樽や(株)エネジーソリューションなどでもイルミネーションが施されており、約20万個の電飾が輝いている。