シンジラレナ~イ 日本一!“日ハム”に小樽からの声援! 


nichiham5.jpg プロ野球日本一の決定戦に、10月26日(木)夜、北の大地が揺れ、北海道がひとつになった。小樽からの熱心な“日ハム”ファンの声援が、札幌ドームまで届いた。
 プロ野球日本一決定戦の第5戦となった26日(木)は、18:10の試合開始ともにヒートアップ。北海道は、テレビ中継に釘付けとなった。小樽市内堺町通りのベースボールバー(出世前広場)には、80インチのスクリーンで、札幌ドームまで熱い声援を送る約80人のファンが駆けつけ、満員盛況となった。
 試合の展開とともに、一喜一憂しながらの声援が続いた。スクイズ、ツーランホームラン、ホームランで得点を重ねるたびに、会場には、ファンの雄叫びが響き渡った。4-1の勝利で日本一の頂点に登りつめた選手たちに大きな拍手が起こっていた。
 スクリーンの横で懸命に応援していた末広中の徳山悟くん(15)は、「最高です。嬉しいです。応援してきて良かった。ドームまで応援が届くように精一杯声を出しました。夢をありがとう」
 同倶楽部の迫俊哉事務局長は、「この倶楽部でファイターズを元気にして、小樽の街も元気になった。この会場は、ストーブがいらないほどの熱気に包まれている。本当に良いタイミングでファイターズ倶楽部が発足した」と、“日ハム”の日本一を喜んでいた。
 80インチのスクリーンには、この日限りで最後になる涙の新庄選手の胴上げが流れると、いっそう高い歓声が上がっていた。北海道をひとつにした新庄選手の引退試合ともなった日本シリーズは、4-1の結果、第5戦の札幌ドームで幕を閉じた。“日ハム”の日本一は、9月に発足したばかりの小樽ファイターズ倶楽部にも活気を吹き込み、今後の展開が楽しみになった。

 関連記事1 関連記事2