小樽駅前にある第3ビルを取り壊し、ホテルや分譲マンション・商業施設などを持つ複合商業ビルの建設計画で、同再開発準備会は、10月24日(火)13:00からの建設常任委員会(佐藤利幸委員長)で、進捗状況を明らかにした。
同再開発準備会によると、同ビルの再開発事業は、国が推薦する特定業務代行方式を採用する。代行業者は、解体工事や本体工事、事業に必要な資金調達などの全体業務を行う。この公募による代行業者の資料配布・説明会(10/11)には、1社だけが参加した。
説明会の資料によると、総額約60億円をかけて建設する新ツインタワービルの基本設計では、これまで、9階196室のホテルを建設する予定だったが10階233室に変更し、マンションは105戸から113戸に増やす。地下に駐車場と店舗などを設け、1階に店舗やホテル・分譲マンションのエントランス、2階にホテルと温浴施設、3階以上は、ホテルの客室とマンションの住戸のツインタワーとなる。
11月7日(火)に選考委員会を開き、業者を選出し、準備会の臨時総会で業者を決定する。11月10日(金)には設立認可申請を北海道に出し、来年1月末に認可を受ける予定。
これにより、JR小樽駅前の一等地で幽霊ビルとなっていた第3ビルは、ようやく、ホテルとマンションの建設にこぎつけることになった。