民間テレビ放送5社は、10月24日(火)、小樽や苫小牧などの地上デジタル放送中継局の開局時期を、2007年11月1日と発表した。
HBC(北海道放送)・STV(札幌テレビ放送)・HTB(北海道テレビ放送)・UHB(北海道文化放送)・TVH(テレビ北海道)の民放5社は、デジタル放送エリア拡大に向けて検討・協議していたが、10月24日(火)に、主要中継局の開局時期が決定したと発表した。
地上デジタル放送は、札幌圏での視聴が可能となり、すでに5ヶ月が経過しているが、道内他地区での開局時期に関心が集まっていた。このうち、小樽・苫小牧では、民放5社(HBC・STV・HTB・UHB・TVH)が、主要中継局を2007年11月1日に同時開局する。函館・室蘭・旭川は07年10月1日に5社、帯広・釧路・網走・北見は、TVHを除く4社で同時開局の予定。
これにより、2007年11月時点で、すでに開局している手稲親局110万世帯(道内世帯数の48%)に、約85万世帯を加え、約195万世帯(道内世帯の80%)が電波を直接受信出来ることになる。
他地域での放送開始については、現在、検討中だが、順次エリアを拡大し、国の基本方針である2011年7月には現行のアナログ放送を終了したいとしている。