9月の最終日となった30日(土)、栗の北限の自然林として知られている市内手宮公園(手宮2)の栗林で、多くの市民が散歩がてらに栗拾いに興じていた。
秋の到来とともに色づき始めた栗林では、9月も下旬となり一段と寒さを増したことで、同公園には栗のイガが散策路に散乱していた。散歩に来た市民たちは栗拾いで小樽の秋を楽しんでいた。
市内手宮の渡辺優花ちゃん(7)と優祐くん(4)は、お婆ちゃんと一緒に栗拾いに来ており、「昨日も栗拾いに来たの。いっぱい拾って、家に帰って食べるのが楽しみ。大きい実があるとすごく嬉しい」と、小さな手で栗を拾い集めていた。今年の実は小ぶりだが、味は良いという。
この栗拾いの季節が終わると小樽は一段と寒さを増し、冬の足音が聞こえるようになってくる。
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