小樽観光のグレードアップを目指す「小樽観光大学校」(校長・山田勝麿小樽市長)の運営委員会は、9月29日(金)11:30、開講に向けての認定資格名「おたる案内人」などに使用するロゴマークを発表した。
同運営委員会(西條文雪委員長)は、8月10日から9月11日までの1ヶ月間ロゴマークの募集を行っており、全国各地から48名の74作品の応募があった。9月13日に運営委員会で審査を行い、札幌在住の高原新一さん(57)の作品を採用した。
採用した高原さんの作品は、“おたる”を温かく、柔らかく、親しみのある文字で表現し、おたるのイメージを強く出すため、上部にカモメをデザイン化した赤と青の2色を使ったシンプルなロゴマークとなっている。
西條委員長は、「委員12人が3つずつ選考し、集まった作品をさらに絞り込んで、パッと見た時の感覚でこの作品を選んだ。おたるを言葉として使いたかった」としている。
現在、小樽観光大学校のテキストを作成中で、およそ300ページのものになるという。10月末にはテキストが完成し、販売することにしている。講座の受講者も10月末に募集し、12月から来年の1月には、講座を開講して検定試験を実施する予定。
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