小樽開発建設部(潮見台1)は、今冬の豪雪を受け、被害想定を「暴風雪」とした危機管理演習を、9月15日(金)9:00~16:00に行った。
演習は今年で4回目。実践的な状況の中で行い、災害の模擬体験を目的として、ロールプレーイング方式で実施した。事業所や自治体、業者、一般住民などのダミー機関を担当する演習統括部(コントローラー)からの情報をもとに、小樽開発建設部災害対策本部と現地対策班による演習者(プレイヤー)が、関係機関との連携、災害対策などを行っていった。
今回の演習は約100名が参加し、今冬の豪雪での体験をもとに、道路での雪崩、波浪などの被害を想定して行われた。いざという時に即応出来る組織力を高め、各地で発生する被害等への組織的対応、関係行政機関との連携強化、災害対策本部内での情報共有、マスコミ・住民・被災者家族等に対して適切な対応が出来たかに主眼が置かれた。
山村芳久防災対策官は、「今年で4回目となるこの演習で、昨年実施した演習で出た課題を含め、改善策などを実践し、また新たな課題が出れば、来年に向けて取り組むことにしている」と、危機管理演習の結果を踏まえマニュアル等の改善を行うと話していた。