小樽市の日本語教室が、9月6日(水)10:00から小樽市生涯学習プラザ(富岡1)でスタートした。
この教室は、日本語と接する機会の少ない小樽在住の外国人の生活支援を図るため、小樽日本語サポートクラブの協力を得て、1995(平成7)年度から小樽市が開催している。今年度は、前期(1月~7月)・後期(9月~12月)の計30回の教室を開くことにしている。
9月6日(水)の初日には9名の外国人が参加した。まったく話せない人から簡単な会話が出来る人など、それぞれのレベルに分かれて授業が行われていた。
日本語の文章が読めて会話が出来る上級クラスでは、日系ロシアの加賀谷実花さん(24)、中国の周林英さん(34)、オーストラリアのアンドリュー・クレイグさん(23)の3名が、「エアコンを消しましょうか」、「いいえ、つけておいて下さい」などと、日本語の会話の授業に取り組んでいた。
加賀谷さんは「小樽に来て1年ですが、札幌も近いし、小樽は楽しい街だと思います。今はまだ日本語教室も分かります」、周さんは「先生は色々面白い問題を出してくれて、最初より上手になっていると思います」、アンドリューさんは「小樽はオーストラリアと似ていて、山や海の自然があって、小樽運河もあるので好きです。ずっと小樽に住もうと思っています」と、懸命に日本語の勉強をしていた。
この教室は、9月6日(水)から12月13日(水)10:00~11:30までの毎週水曜日、小樽市生涯学習プラザで開催している。途中からの参加も可能で、授業料は無料でテキスト代は実費負担。