今年5月に開園した市民体験農園(塩谷3・伍助沢)は収穫の秋を迎え、9月3日(日)9:30から収穫まつりを開催した。
市民体験農園は、農業を通して土と緑の自然に親しみ、収穫の喜びを肌で体験し、農業への理解や農家との交流を深めるグリーンツーリズムの推進を目的とし、今年で22年目を迎える。
暑苦しい夏も終わり、ようやく収穫の秋を迎えた同園では、収穫まつりと同時に野菜直売所を開いたが、ゆでトウモロコシなど品物はあっという間に売り切れとなった。農園では、利用者たちが育てたキュウリやジャガイモ、スイカを収穫しながら、もぎたてのミニトマトを頬張り「やっぱりうまい」、「すごい甘い」と舌鼓していた。
収穫まつりでは、農園利用者による恒例の収穫物品評会も行われた。129名の利用者が心を込めて作ったスイカやトウモロコシ、ジャガイモ、カボチャなどが棚にずらりと並べられた。中には、蛙の顔のようなジャガイモなどの珍品も出品されていた。
おたる自然の村市民体験農園協議会・若林金吾会長は 「今年は50数日も雨が降らなくて大変でした。それでも、みんな一生懸命だった。暑くて暑くて大変だったけれど、一生懸命やっている人を見ていて嬉しく思いました」 と、利用者の取り組みを喜んでいた。
品評会の優勝は、昨年に続き新光町の桑名英一さんが栄誉を得た。