寿司屋の季節コース料理にラウンジ店が協力して作られた新しいメニューが、小樽寿司屋通りの政寿司で提供され、女性に人気を呼んでいる。
新しいメニューを開発したのは、おたるの寿司の有名店「おたる政寿司」(花園1)と今年6月にオープンしたデザート・ラウンジ「Labo Style」(清水町22)の2店。
政寿司の本店は、今年6月に正面玄関と店内の一部を改装した。この際、新たにウェイティングルーム(待合室)を設置した。ここで、お客さんにデザートやコーヒーを提供しようと考えていた時に、上品でモダンなデザートを出して女性客からの人気が高いLabo Styleのことを知り、同店の商品やアイディアに感心して、「まずはコース料理でコラボをしよう」と今回の季節コースが誕生した。
2店コラボによる新メニューの季節コースは、全7品で構成されている。前菜にイカの塩辛やサーモンの麹づけなどの珍味5点盛、旬の魚を使った刺身盛、政寿司こだわりの3品(鮭の西京焼き・温泉玉子とイクラ添え、きのことカニのつくも煮・陶板焼きにて、コーンのシュー包み焼き・ブルーベリーソースにて)から1品を選択、茶碗蒸、旬の握り5貫、吸い物、デザートの7品仕立て。
この7品のうち、コーンのシュー包み焼き・ブルーベリーソースにてとデザートのレモンシャーベットの2品にLabo Styleの技術が盛り込まれた。和と洋のコラボ料理が、小樽の代表的な寿司店で、手軽なコース料金で安心して楽しめる。
同店のシューは直径5cmほどの可愛らしいサイズで、白身とコーンの包み焼きと相性が良く、女性でも食べやすい。デザートのシャーベットも好評で、現在も色々な味を開発中だ。
「気軽に食べて頂けるコースで値段も手頃だと思います。こだわりの1品を選ぶ楽しみもあり、当店のおすすめメニューです」(おたる政寿司)と薦めている。季節コース3,500円(税込)。問合せ:0134-23-0011 おたる政寿司本店。