小樽の観光名所・小樽運河の散策路に設置されている「小樽のひとよ」歌詞プレート脇のオルゴールが、観光客に好評で、予想外に歌曲を聴く人が多かったため、わずか1ヶ月足らずでオルゴールの回路が故障してしまい、現在、青いビニールシートで覆われてしまっている。
このオルゴールは、小樽・後志、北の故郷を唄う市民歌謡祭実行委員会が、小樽にちなんだ歌を残していく企画の第1弾として、東京ロマンチカの「小樽のひとよ」を選定。8月13日に、歌詞プレートと1コーラスが流れるオルゴールを小樽運河の浅草橋街園の散策路に設置した。
しかし、小樽観光のメッカである散策路は、連日多くの観光客が押し寄せており、このオルゴールのボタンを押して「小樽のひとよ」を聴く人が絶えなかった。9月上旬に、市民から「オルゴールが全く動かなくなっている」と、同実行委に連絡が入った。壊れた原因は、あまりに頻繁にオルゴールが回っていたので、回路の部分が壊れてしまったためと判った。
このため、現在、青いビニールシートで覆われ修理中となっているが、部品を工場に取り寄せているため、修理完成はいつになるかはまだ未定だという。
同実行委では、「ありがたいことで、オルゴールを回して一緒に歌ってくれる人もいる。今は修理中で、せっかく小樽に来てくれた人に申し訳ないので、早く直したい」(笹島進事務局次長)と、早急に再設置したいと修理を急いでいる。
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