夏の小樽の花火大会の大トリとなる、第2回おたる祝津花火大会が、9月2日(土)19:00から行われた。9月に入り、日暮れが早くなった祝津の秋空に1,000発の花火が舞い、小樽の花火大会のフィナーレを飾った。
祝津花火大会は、おたる祝津花火大会実行委員会(青塚忍実行委員長)の主催。昨年、祝津小学校開校130周年記念と小樽市鰊御殿復活記念を兼ねて初めて行なわれ、今年は2回目。花火も昨年の600発より400発も多い1,000発。
会場となった小樽祝津鰊御殿前浜からおたる水族館駐車場一帯には、小樽の最後の花火大会を見ようと、多くの観客が集まり、中には浴衣姿も見られ行く夏を惜しんでいた。
水族館駐車場イベントステージからは、太鼓衆「鼓響」の打演が響き、祭りの雰囲気を盛り上げていた。ステージの周囲に並ぶお好み焼きの露店などにも行列が出来ていた。
会場から見る高台にある「鰊御殿」は、8月26日(土)から9月2日(土)まで、花火大会に合わせてライトアップが行われていた。
19:00からは、ライトアップされた「鰊御殿」を背景に、新盆や法要を兼ねた故人の追悼花火や誕生祝い・新築祝い・金婚祝い・結婚祝いなどのスターマインが次々と打ち上げられた。
小樽の夏の花火大会の最後となる祝津花火大会の終了で、小樽市内は秋色を一気に増すことになる。