小樽の街をきれいにしようと、北照高等学校(最上2・原岡賢吉校長)の全校生徒181人が、8月28日(月)13:40から、市内各所で清掃ボランティアを実施した。
同校の清掃ボランティアは、勤労の大切さとボランティア精神を学び、豊かな心を養い、地域住民とのコミュニケーションを図ることなどを目的にしている。
生徒は、小樽駅前や小樽運河、天狗山ロープウェイ乗り場、学校周辺などを分担してゴミ拾いに精を出した。北照野球部の約60名は、小樽駅前と小樽運河周辺を担当し、ゴミ袋や火バサミで熱心にゴミの収集に取り組んでいた。
野球部3年の川村裕紀くん(17)は「小樽が好きで来年は商大を受験して小樽に残りたいんです。小樽の古い建物とか街並みが好きですし、最近小樽運河とか観光名所が汚いと言われているので、きれいにしていかないといけませんからね」と、ユニホーム姿の部員一同とともにゴミ拾いに没頭していた。
同校では、毎年1回清掃ボランティアを行っていたが、今年からは2、3回実施する予定。