8月13日(日)16:00、小樽運河散策路に新たに設置された『小樽のひとよ』のプロムナード歌詞プレートが披露された。
これは、小樽・後志、北の故郷を唄う市民歌謡祭2006事業の一環。同実行委員会が「小樽らしい歌を残していこう」と、第1号として『小樽のひとよ』の歌詞プレートを設置した。
オープニングセレモニーと除幕式には、『小樽のひとよ』の作曲家・鶴岡雅義氏、作詞家・池田充男氏、山田市長らが出席して、浅草橋JAZZスクエアのステージと歌詞プレート設置場所の2ヶ所で行われた。
オープニングセレモニーで同実行委員会の中嶋宏副実行委員長が、「ようやく『小樽のひとよ』のプロムナード歌詞プレートを設置することが出来ました。今後、2号・3号と準備しておりますので、ご支援・ご協力よろしくお願いします」と挨拶。
山田勝麿小樽市長は「『小樽のひとよ』は昭和40年代に大ヒットし、今も心に残る歌となっている。この歌詞プレートが、小樽運河に設置されることは大変すばらしいことです」と喜んだ。
この後、運河散策路の歌詞プレート設置場所前に移動し、来賓の鶴岡雅義氏らにより除幕式が行われ、歌詞プレートが初披露された。同プレートは、横138cm・高さ70cm・縦2.5cmのブロンズで仕上げられ、横にはオルゴールが設置されている。ボタンを押すと1コーラス「逢いたい気持ちが ままならぬ 北国の街は つめたく遠い」の部分が小樽運河に流れる。
設置されたプレートを見た鶴岡氏は「小樽観光の中心的な場所に設置してもらい、長い人生の中で記念すべき日となりました」、池田氏は「『小樽のひとよ』は、小樽の人々に愛され、暖かく育てて頂きました。こんな嬉しいことはありません」と語った。
小樽観光名所の運河散策路に設置された第1号の歌詞プレートが、観光客の手でオルゴールが鳴らされる、新しいスポットとして誕生した。