小樽市内勝納川をきれいにしようと、「第36回勝納川清掃デー」が、8月20日(日)7:50から実施された。
勝納川清掃デーは、小樽市奥沢地区連合町会(9町会)、小樽市南小樽地区連合町会(5町会)の主催。ラブリバー制度による事業の一環で、北海道土木現業所と小樽市建設部の協力で、河川内外の草刈りやごみの収集活動を行った。
この日は、地域住民と北海道・小樽市の約600名が一体となり、勝納川の支流7ヵ所に分かれ清掃活動を行った。参加者は、長靴や軍手をしてゴミを拾い集めたり、機械を使って草を刈ったりしていた。
奥沢地区連合町会・八田昭二会長は「最初は川がすごく汚れていた。畳や自転車など落ちていたこともあったが、毎年、清掃活動を行い、本当にきれいになってきている。自然を愛してきれいにする。水や空気は生きる基本」と、勝納川を見渡していた。
毎年参加しているという奥沢の松田泰英さん(69)は、「昔はカマで草を刈ったりしていたが、今は機械を使うので作業も数段早くなった。みんなで川をきれいにすると、通行人などもきれいに使ってくれる」と、清掃活動に精を出していた。