75億円のごみ処理施設内覧会! 

 小樽市を含む関係6市町村からなる「北しりべし廃棄物処理広域連合」が、総事業費75億3,000万円で、小樽市桃内2に建設中の巨大ごみ処理施設の完成が近づき、8月31日(木)9:50から、関係6市町村の首長による内覧会が行われた。
 このごみ処理施設は、小樽市を含む積丹町・古平町・仁木町・余市町・赤井川村の6市町村からなる「北しりべし廃棄物処理広域連合」(山田勝麿広域連合長)が、2004(平成16)年6月から2007(平成19)年3月までの3ヵ年で建設しているもの。8月現在、工事の90%が完成している。
 6市町村から出るごみを処理する焼却施設と小樽市の資源物などを処理するリサイクルプラザの2つの施設から成り立っている。
 2007(平成19)年4月の共用開始を前に、今年11月から最初に関係5町村のごみを、その後小樽市のごみを受け入れ、試運転を開始する。試運転は、機械などの稼動を確認し本格稼動に備える。
 桃内の山中に75億円をかけた巨大施設の威容が広がり、最後の完成を目指し、急ピッチで仕上げ工事に取り掛かっている。内覧会では、各首長ともこの施設をヘルメットを着用して見回り、その大きさに驚いた様子だった。
 13:00からは、小樽市議会議事堂で、平成18年北しりべし廃棄物処理広域連合議会第1回臨時会が開かれ、「ごみ処理施設整備事業に係る事務執行状況について」の事務局長報告を受け、上程された一般会計補正予算や条例の一部改正案と報告2件の4議案についての審議を行った。施設の管理運営、指名停止に伴う業者選定、契約期間、大規模改修、随意契約の考え方などについて質疑が行われた。

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