ナホトカ訪問ヨット使節団、小樽市長に帰国報告!


nafotoka.jpg 小樽・ナホトカ姉妹都市提携40周年記念として、祝津マリーナヨットクラブの親善訪問航海を行ったヨットクラブ員たちが、25日(火)11:00に小樽市役所を訪ね、市長に帰国報告を行った。
 祝津マリーナ(祝津3)所属の小坂保孝さん(57)の「ボラボラ・Bora bora」(30フィート・スループ 5トン)と、大倉綾夫さん(70)の「ミスティックベル・MysticBelle VII」(34フィート・ケッチ 11トン)の2艇は、350海里・約650kmの海路を目指し、6月30日(金)に祝津港を出港し、ナホトカ市に、小樽市長のメッセージを携えての親善訪問を行った。
 同2艇は、7月3日(月)11:00にナホトカ湾に投錨し、7月4日(火)に入国手続を行い、同地のアンタレスヨットクラブを訪問。同クラブによる歓迎会に出席した。7月5日(水)10:00にナホトカ市長を表敬訪問、小樽市長のメッセージを手渡した。
 コンステンコ第一副市長は「ヨット訪問団を歓迎する。今年は小樽とナホトカの記念の年であり、ヨットによる訪問は喜ばしい。ナホトカと小樽は姉妹都市を結んで40周年、交流都市が発展するために我々も協力する。私達は今年の10月に小樽へ行きます」と挨拶。その後、市内の博物館、漁業会社、スポーツ施設などを見学し、ナホトカ市役所の歓迎夕食会に臨んだ。
 7月6日(木)・7日(金)にウラジオストクを訪問。ナホトカに戻り、7日(金)18:00から姉妹都市提携40周年記念パーティーに臨み、コンステンコ第一副市長より小樽市長への親書を受け取った。
 9日(日)・10日(月)に市内見学をし、10日(月)に出航予定だったが、台風接近のため、7月12日(水)に延期し、12日(水)12:00ナホトカ港出港、14日(土)20:00に祝津マリーナに寄港した。
 島田重司団長は「渡航している最中にアクシデントがあったが、みんなで協力してなんとかナホトカに着きました。ナホトカでの親切な対応に感激しました。今後は若い人たちにヨットでの訪問などを引き継いでいってもらいたい」と述べた。
 帰国報告を受けた山田勝麿小樽市長は「40周年の記念事業をして頂き、ありがとうございました。今後とも交流の発展をよろしくお願いします。北朝鮮のミサイル発射もあってびっくりしましたよ」と応対した。

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