道内一の黄金の百貫神輿が宙に舞った。7月15日(土)は住吉神社例大祭“小樽まつり”の本祭。多くの市民が同神社境内に繰り出し、人・人・人の中、神輿の担ぎ手たちが「セイヤッサー!セイヤッサー!」と、威勢良く練り歩いた。
住吉神社例大祭は14日(金)から16日(日)までの3日間の日程で行われている。小樽の三大祭りを締める同祭りは、週末の金・土・日の開催で、例年よりも多い参拝者が集まり賑わいを見せていた。
本祭ハイライトの百貫神輿の宮出しは19:00から行われた。ハッピ姿の担ぎ手たちの「セイヤッサー」の掛け声とともに、本殿前から階段を下り、境内にずらりと並ぶ露店と大勢の市民の間をくぐり抜け、神社の外へ出ていった。
潮見台の田宮麻衣さん(19)と惣万奈津美さん(18)は、「初めて住吉神社の神輿の宮出しを見ました。すごい活気で、担ぎ手の人たちが格好良かったです。本当にすごかった」と感激していた。
北国小樽の短い夏を盛り上げる神輿渡御。「セイヤッサー」の掛け声で、暗いニュースの多い小樽を活気付けた。“小樽まつり”は16日(日)まで。