小樽住吉神社の新神輿蔵建設に約6,000万円の寄付金募集!


 小樽総鎮守の住吉神社(住之江2・星野昭雄宮司)は、「鎮座140年記念事業」として、かねてから念願の新神輿蔵建設に踏み切り、7月14日(金)からの例大祭に合わせて、寄付金を本格的に集めていくことした。
 同神社には、小樽職人が作り上げた台座、4尺以上の一番型神輿が4基と寄贈された1基の計5基の神輿や、古い馬車などがあり、大正末期建立の神輿蔵に保管されてきている。しかし、地震や台風、豪雪などの影響で老朽化が激しく、ネズミなどが神輿をかじってしまうようになった。
 このため、40年前にも新神輿蔵建設が計画されたが、当時の目標額1,350万円に達せず、神輿蔵建立工事を断念していた。この先人たちの想いを引継ぐため、7月3日(月)に発起人会を開催した。、かまぼこ製造販売の「かま栄」佐藤公亮取締役社長を発起人代表とする61名の発起人たちが集まった。
 佐藤発起人代表は、「先人たちの想い、夢を実現させたい。三大神社のひとつ住吉神社の140年記念事業として、ぜひ新神輿蔵を建設したいと思いますのでよろしくお願いします」と呼びかけた。
 7月14日(金)から始まる同神社の例大祭から、約1年間で奉賛目標額の約6,000万円を集め、2008(平成20)年の正月までに新神輿蔵を、社殿の右隣に完成させる予定となっている。

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