潮・潮・潮の3日間の2日目29日(土)は、潮まつりのハイライト潮ねりこみが行われ、浴衣姿や思い思いの衣装で決めた踊り手たち約6,000人が、華麗に市内を練り歩いた。
2日目の潮ねりこみも初日に続き祭り日和の晴天に恵まれた。どんどこざぶ~んの潮音頭に合わせ、78梯団約6,000人が浴衣姿や好みの衣装で、次から次へと練り込んだ。
出発地となった花園グリーンロードでは、13:00から、山本秀明実行委員長、山田勝麿小樽市長とミス潮の2人がくす玉割を行い、役員梯団を先頭に潮ねりこみがスタート。
花銀通り、サンモール一番街、駅前中央通りを下り、第3号ふ頭基部の中央ステージに向かった。山本実行委員長や山田市長、市役所各部長らは、関係する梯団に何度も入り、その健脚ぶりを見せていた。
沿道を埋める観衆は、最初は少なかったものの、まつりの盛り上がりとともに次第に増加し、まつりらしい雰囲気が流れていた。
沿道で見ていた末広の由村昌子さん(68)は「天候に恵まれ本当に良かった。毎年見に来ていて、一生懸命な姿を見ることが出来るのでうれしい。明日の最終日もこの勢いで晴れてほしい。花火がすごく楽しみです」
長橋の女性は「すばらしかった。毎年楽しみにしているのでうれしかった。ただ時間が無かったのか、途中で走り去ってしまう梯団もあったのは残念でした」と話していた。
3日目30日(日)の最終日は13:30から神輿パレードや神輿宮入があり、威勢の良い担ぎ手により市内各神社の神輿が宙に舞う。この後、潮ねりこみコンテスト表彰式や市民歌謡祭と北原ミレイ歌謡ショーが行われ、20:00からは潮まつり最後を飾る大花火大会が行われる。