7月1日(土)に小樽港に入港した米海軍第7艦隊の空母「キティホーク」(約82,000トン)の、1日(土)から3日(月)までの3日間の見物客が5万3,000人であることが、小樽市と歓迎実行委員会の調べで分かった。
キティホークの小樽入港は、2000(平成12)年10月に次いで2回目。この時は7万人の見物客を集めていたが、今回は一般公開の艦内招待見学者と艦外の一般見物客とを合わせ3日間で5万3,000人で、前回よりは見物客が少なく混乱もなかった。
空母「インディペンデンス」が最初に小樽に姿を現したのは、1997(平成9)年9月で、この時は一目見ようと、道内・道外客が押し寄せ、人と車で大混雑を呈した。5日から9日までの寄港で、述べ36万人という圧倒的な見物客が押し寄せた。空母寄港の3回目となった今回のキティホークは、一般公開も事前申込みによる招待見学会としたため、甲板上でも家族連れが記念写真をゆっくり撮影するなど余裕があった。
今回の3日間の見学者総数は5万3,224人となっている。2日間の招待見学日の1日(1万人)・2日(1万4,000人)の計24,000人が、艦内の格納庫や飛行甲板などを見学した。艦外からの一般見物客は、1日(土)4,000人・2日(日)1万5,000人・3日(月)1万224人で、一般客は29,224人で、3日間の見物客総数は5万3,224人となった。
空母や随伴艦など3隻が停泊している小樽港勝納ふ頭には、人口約6,000人の海上都市が出現し、人口減で悩む小樽市の居住人口が5日間だけ急激に膨らんだ。空母キティホーク5,300人、巡洋艦カウペンス380人、自衛艦ゆうぎり200人の約5,900人が、小樽での5日間の生活を送っている。
勝納ふ頭近くの商業施設ウィングベイ小樽には、乗組員たちが繰り出し賑わった。土・日は白い制服姿の乗組員たちが目立ったが、月曜日は私服姿の乗組員が買い物などに繰り出していた。
キティホークなど3隻の艦隊の出港は、7月5日(水)08:00となっている。
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7/1(土) |
10,000人 |
4,000人 |
14,000人 |
7/2(日) |
14,000人 |
15,000人 |
29,000人 |
7/3(月) |
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10,224人 |
10,224人 |
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24,000人 |
29,224人 |
53,224人 |