7月24日(月)昼頃、小樽港入り口の赤灯台・白灯台の間を、2隻のタグボートに曳かれた巨大サルベージ船が姿を見せ、第2ふ頭に着岸した。
海面からの高さ133mもある双胴ウィンチを持つ「富士」は、13,014トン、全長105m、全幅46m、深さ8mの大きさを持ち、深田サルベージ建設株式会社(本社・大阪)の巨大起重機船。
「富士」は、サハリンプロジェクトに参加しており、最近、小樽港に度々その偉容を見せており、今回で4度目の入港となる。今年5月にサハリンに向かう途次に小樽に入港し、4日間停泊し、サハリンに向かっていた。今回は、このサハリン帰りの入港で、24日(月)から31日(月)まで滞在し、その後、石狩湾新港に向かう予定。
この巨大サルベージ船も小樽の夏の一大イベント「潮まつり」期間中、第2ふ頭に停泊しており、祭り見物をすることになる。
前回は港町ふ頭に停泊したが、今回は第2ふ頭に停泊したため、市内の浅草通り(日銀通り)からは、その巨大な偉容が眺められる。通行する市民たちも、急に出現した異様なクレーンにびっくりの様子で眺めていた。
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