「小樽・後志、北の故郷を唄う市民歌謡祭2006」が、7月15日(土)と16日(日)の両日、小樽市民会館(花園5)で開かれた。小樽市・余市町・札幌市などから85名が出演。優勝を目指して「小樽のおんな」や「おれの小樽」、「小樽のひとよ」などを熱唱した。
これは、実行委員会(米谷祐司実行委員長)が、小樽・後志などの地域に住んでいる人々の心の絆として、歌を通じて昔のように大いに人々の交流を図り、元気で明るい地域づくりにつながることを願い企画。歌い継がれるまち小樽・後志を全国に発信し、歌を通して市民はもとより全国から愛されるまちづくりを目指すという。
15日(土)は予選が行われ、85名の出演者は、それぞれに「一生の思い出に」、「色々な町名が入っていて好き」、「運河を口ずさむと小樽で過ごした青春時代が蘇る」などの思いで、自慢の歌声をステージで披露した。16日(日)の本選では、85名の中から選ばれた50名が優勝を目指して小樽・後志にゆかりの歌謡を心を込めて歌い上げた。
本選の50名の中から、見事優勝したのは「北の雪虫」を歌った花藤美幸さん。準優勝には「北物語」を歌った田所美恵子さん。3位には「小樽夢見坂」を歌った久保田繁之さんが入った。この上位3名が、7月30日(日)18:30から「おたる潮まつり」の中央ステージで、その歌声を披露することになっている。
本選のあと、特別ゲストの東京ロマンチカの鶴岡雅義・浜名ヒロシさんなどが小樽ゆかりの歌を披露し、拍手を浴びていた。