道内初の「海開き」が、6月24日(土)おたるドリームビーチ(銭函3)で行われた。曇天の空模様が数日続いていた小樽にも夏の太陽が戻り、海開きを告げる絶好の日和となった。
10:00からは今年の海水浴シーズンの安全祈願祭が行われ、神主による海への御祓いが執り行われた。ドリームビーチ協同組合の筒井弘子理事長が、「北の夏はあっという間に過ぎてしまいます が、天気に左右されることのない楽しさを求めていきます」と挨拶し、北海道に夏の到来と海水浴シーズンの幕開けを告げた。
まだ海水の温度が上がらず冷たかったものの、週末に訪れた家族連れは早速海と戯れていた。子供たちは水着になり浮き輪を付け、今年初の海水浴を楽しんでいた。緑小の森本佳祐くん(11)は「最初は寒かったけど、だんだん普通になってきた。プカプカ浮かべて楽しかった。とにかく早く泳ぎたかった」と、海水パンツで泳いでいた。
この安全祈願祭に参加していた鈴木宗男衆議院議員は、「小樽のドリームビーチをこれからも守っていかなければいけない。おたるドリームビーチが元気になれば、北海道の海も元気になる」と話していた。
おたるドリームビーチの海開きで、道内の海水浴シーズンの幕が開けた。長い海岸線を持つ小樽市にはいくつもの海水浴場が存在しており、これから次々に各海水浴場で海開きが行われる。海水浴シーズンの到来とともに、小樽も本格的な夏となり、各海岸が海水浴客で賑わうことになる。