介護老人保健施設「望」の説明会開く!


nozomi1.jpg  小樽市望洋台に開設予定(平成19年4月)の、介護老人保健施設「望」の開設準備室(梅ヶ枝町24)は、6月4日(日)、運営方針などの説明会を、「コミュニティセンターウィング」(望洋台2)で行った。
 介護老人保健施設とは、病状が安定し病院への入院は必要ないが、看護・介護・リハビリテーションを中心としたケアを必要とする要介護者が、入所・短期入所・通所して、利用者の家庭復帰を目指す中間的な療養施設。
 望洋台に開設予定の介護老人保健施設「望」は、小樽市内初の完全ユニット型の施設で、「要介護者が自分らしく自分の希望する生活を継続出来るよう支援し、さらに尊厳を尊重した医療・介護の提供」を目標とし、通所リハビリ(デイケアサービス)と診療所(内科クリニック)を併設する。
 完全ユニット化された施設は、10名をひとつのユニットとして、10ユニットで100名。1名に1部屋(約8畳)。入所サービス利用料(30日)は、要介護1・124,020円(利用料・食材料費・居住費)から要介護5・130,290円で、利用者の状況によって加算や雑費・自己負担費用などとなっている。
 4日(日)の説明会には、地域住民やケアマネジャーなど約60名が参加した。利用料やサービスについてなどの質疑応答が行われた。同施設を運営する医療法人社団 なつい胃腸科・内科クリニックの夏井清人理事長は、「今回私たちが計画している介護老人保健施設は、あくまでも地域に根付いたものであってもらいたい。利用者が楽しんで生きていける施設を作っていきたい」と話し、6~7月には建設工事に取り掛かるという。
 問合せ:0134-31-3232(月~金9:00~17:00) 医療法人社団 なつい胃腸科・内科クリニック 介護老人保健施設「望」開設準備室。

 なつい胃腸科内科クリニック