6月1日(木)から7日(水)までは「第18回水道週間」。小樽市水道局では、この水道週間に合わせ、奥沢水源地・豊倉浄水場・銭函浄水場の3ヶ所の水道施設を市民に開放している。
市民の水がめの奥沢水源地のダム湖入口の鉄製扉が、1日(木)10:00から、年1回だけのために開かれた。雪解け水を集める勝納川にかかる奥沢水管橋からは、階段式水路が眺められる。ゴウゴウと流れる川の水音が、周囲の森にこだましている。見学に来た人も思わず足を止め、この光景に眺め入っていた。
周囲の山々には霧と雨雲がかかり、白い取水塔と赤い鉄橋とのコントラストが、緑の濃さに浮かび上がる。天候が悪いこともあってか、この日の見学者は23名と少なく、豊倉・銭函の浄水場には見学者は訪れなかった。
水道施設の開放は、6月1日(木)から7日(水)までの10:00~16:00。ただし、銭函浄水場は土・日は開放されない。週末の土・日は、この年1回しか開放されない“秘境探検”に出かける人も多くなると見られる。