2006年3月31日をもって、1世紀の永い歴史の幕を閉じた堺小学校(東雲町)の校舎利用計画がまとまった。
旧堺小の校舎は、Y字型に三方に広がる構造になっている。合計3,292平米ある校舎の1階には、小樽市事業内訓練センター(320平米)、堺小学校記念室兼地域活動室(128平米)、シルバー人材センター(394平米)が入る。2階、3階には、樽病高等看護学院(1,853平米)が入る。
同校舎の改造工事は、6月上旬から8月下旬までに行われる。1階の改修工事費用が870万円で、2階、3階の樽病高等看護学院の施設改良工事費が1,730万円の総計2,600万円をかけての工事となる。
工事が終了次第、順次開設・開校となり、秋からは旧堺小は看護師を目指す白衣の生徒たちの学習の場や地域活動のセンターとして活用されることになった。
旧堺小学校関係者はこの跡利用計画で、堺小学校の記念室が残ったことに安堵している。
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