市立小樽美術館(色内1)の市民ギャラリーでは、5月24日(水)から、水墨画と日本画の「第7回紫暦社展」と、1974年までのクラシックカメラで撮影した写真を展示する「第7回小樽クラシックカメラクラブ写真展」が開かれている。
「第7回紫暦社展」は、紫暦社教室(富岡1・土岐紫冬講師)に通う60代の7人が、1年間で習った技術で描いた水墨画や日本画などの作品を約50点展示している。牡丹やコスモス、兎などの水墨画を展示する浅田路子(65)さんは、「水墨画で年賀状が描けたらなと思って始めたんですが、それが一番難しいんですよ。でもいつの間にかハマってしまって、教室に通い始めてから3年になります」と笑って話していた。
「第7回小樽クラシックカメラクラブ写真展」は、クラシックカメラ愛好者たちが1999年に始め、「デジタルカメラを使わずに懐かしいカメラを使おう」と、1年に1回クラブ会員5名が集まり、自分の作品を見せ合う場としている。同展には、ニセコ町を走るSLや自宅での記念撮影などの29作品が並ぶ。同クラブ・熊川進代表は、「自分たちが気に入ったものを撮影して見せ合って楽しむんですよ。審査もないし、競うこともない」と、会員同士の作品をじっくり鑑賞していた。
開催中の2つの展覧会は、28日(日)10:00~17:00(最終日は16:00)まで。