約20年ぶりの改装工事が行われ、リニューアルした遠藤又兵衛邸(現立正佼成会小樽教会・富岡1)が、5月21日(日)から28日(日)までの一週間で一般公開されている。
遠藤又兵衛邸は、1902(明治2)年に建てられ、土地1,281平方メートル(388坪)に、建坪延べ766平方メートル(232坪)を誇る、海産物で富を築いた豪商が造った邸宅。
1985(昭和60)年7月に小樽市指定歴史的建造物第4号となり、1995(平成7)年には小樽市第8回都市景観賞を受賞している。
昨年11月から今年1月にかけて、老朽化のため改装工事が行われた。八角形の応接室のモルタル塗り替え、正面左部分にある倉庫を多目的ホールに改装、塀や土台の木材の取り替えなどの工事が行われた。
21日(日)10:00から15:00までの一般開放では、約50人の見学客が訪れ、新たに設けた多目的ホールに展示されている、家紋入りの鬼瓦などを注意深く見学していた。
7月上旬には、一般の展示会なども予定されており、10月頃まで展示会などの使用申込みがあれば受付けるという。
問合せ 0134-23-7265 立正佼成会小樽教会 高橋秀典沙外部長まで