おたる水族館、ゼニガタアザラシの赤ちゃん誕生! 


zenigata2.jpg おたる水族館(祝津3)で、5月13日(土)10:30、ゼニガタアザラシの赤ちゃんが生まれた。赤ちゃんは、すこぶる健康で、飼育プールの中で、母親の背中に乗ったり、のんびりと水の中を泳いでいる。
  ゼニガタアザラシは、襟裳岬などに生息する種類で産毛はなく、子供はすぐに泳ぐことができる。5月下旬から6月に乳離れして、魚を食べ始めるという。
 赤ちゃんは、5月13日(土)10:30に生まれた。ゼニガタアザラシは、4月下旬から5月上旬にかけて出産時期を迎えるが、今回は、同館で飼育する36年間で最も遅い時期の出産だったという。さらに、いつもは、早朝に出産が行われ、同館職員が出勤した時には赤ちゃんが生まれているのだが、今回の出産は10:30と出産時間も遅く 「まれに、遅い時間に生まれることもあるそうですが、珍しいですね」。
zenigata1.jpg 生まれた赤ちゃんは、体長約80cm、体重約10kgで、まだ名前はなく性別も不明。母親のナミエ(10歳)は子供を3年連続で出産している。父親は過去にショーに参加していたことがあるブル(19歳)。「ナミエは子育てが上手。赤ちゃんが背中に乗って遊んだりしているので、ずごく安心している」(角川雅俊・海獣飼育課長補佐) と喜んでいる。

 おたる水族館HP