小樽で公道レース実現を目指す、北海道小樽グランプリ推進協議会(山田勝麿会長)は、5月21日(日)12:00から、小樽GPプレイベント「デモラン」実施予定地である港町ふ頭で、春の清掃ボランティアを行った。
同会は、これまで地域説明会やアメリカ・ロングビーチでのメディア懇談会などで、公道レース実現に向けて活動してきている。4月末に、市長の信書に対し、チャンプ・カー・ワールド・シリーズ(スティーブ・ジョンソンCEO)から、「小樽グランプリのプロジェクトをサポートする」との返書も来ている。
21日(日)は、小樽GPのプレイベント「デモラン」の実施予定地、港町ふ頭の一部の清掃活動が行われた。小樽・札幌からなど約50名が参加し、観客席として活用される予定地のゴミ拾いに精を出した。
大きいもので洗濯機やテレビ、車のタイヤなどのゴミが捨てられており、参加したヨサコイチーム「よいっしょ!銭函」の柴野ひろみ(40)代表は、「粗大ゴミや薬、たばこの吸殻など、たくさん落ちていてすごく汚かった。ゴミ拾いは大変ではなかったけれど、天気が良すぎて太陽が暑くて大変でした。でも、街をきれいにするためにまた参加したいです」。20代前半の女性も参加しており、「レースに興味があって、予定地ということを聞いたので参加しました」と、軍手でゴミを拾い集めていた。
荒澤之博事務局長は、「周期的にゴミ拾いは行っていきたい。秋を目処に、関係業者や警察、スポンサー候補などにPR『デモラン』を予定している。予定では150m×80m四方のコースとしている。100kmから200kmぐらいのスピードは出て、本番さながらのものになるだろう」としている。
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