自由民主党小樽支部(見楚谷登志・支部長)は、5月27日(土)11:00から、「第50回定期総会」を小樽グランドホテル(稲穂1)で開催し、来年行われる市議選の第1次公認候補者12名を発表した。
27日(土)の総会には約80名が参加し、冒頭で見楚谷支部長は、「議員定数に関して、12月と2月の2回の定例会で、他党の4減(28)案と我が党の2減(30)案が平行線を辿っていたが、議会の混乱を正常化にしなければいけないと、他党がおそらく提案するだろう4減(28)案に賛成する大英断をしました」と、4減案への方針転換を報告した。
総会では、「平成17年度党務報告」や「収支決算報告」などの4報告と、「平成18年度活動方針(案)」・「収支予算(案)」などの5議案が承認された。
同支部は、今年創立50回目の節目の年を迎えたが、「来年に迫った各級選挙、特に市議会議員選挙に向け、新たな立候補者の発掘に努めるとともに、我が党公認・推薦候補者の必勝を期するため一致団結し活動を強力に展開する」と決議し、次期選挙への臨戦体制をとることになった。
このため、来年の小樽市議会議員選挙立候補予定者の第1次公認候補者12名を発表した。このうち、現職議員が10名、新人2名となっている。現職議員で公認から外れたのは、中畑恒雄、久末恵子の2議員。両議員は、高齢のためこのまま引退する公算となっている。
さらに、現在2~3名が考慮中で、9月中には第2次公認候補を発表することにしている。前回、2003(平成15)年の市議会議員選挙では、自民党の当選議員が下位にずらりと名を並べており、次期市議選は各党派間での候補者のぶつかり合いで激戦が予想される。見楚谷支部長は「来年はぜひとも過半数の議席を得たい。新人議員にとっても、来年の選挙は激戦となるでしょう」との見方をしている。