小樽野球協会(小林栄治部長)の「少年野球教室」が、4月29日(土)9:30から小樽市営桜ヶ丘球場(花園5)で行われた。快晴となった同球場では、野球少年・少女たちの「いくぞ」、「もっと声だせ」の元気な掛け声が広がった。
これは、市内で唯一の社会人野球チームで、「樽協(たるきょう)」の愛称で親しまれている小樽野球協会の市内小中学生を対象にした野球教室。小学生には野球の楽しさを、中学生には技術を伝え、野球に対する意見交換が行われる。
快晴となった暖かい日となった29日(土)は、午前中は中学生の部。午後は小学生の部として、準備運動から、守備、打撃、走塁などの指導が行われた。
9:30からの中学生の部では、それぞれの野球チームのユニホームを着た5チーム約90名の男女が集まった。球場内を軽くランニングし、ダッシュや反復横飛びの激しい運動も行われた。中学生たちは、息を切らしながら、指導を受けていた。
キャッチボールでは、投手や捕手が、早速、同会の選手からアドバイスを受け、末広中学の3年生・工藤信太朗(14)くんは 「今まで習ったことないところを教えてくれてうれしい。すごくためになる練習だ」。札幌の女性野球チームの成田知美(17)さんは 「色々勉強になります。男の人だけにプレーが力強い」と、一生懸命プレーをしていた。
小林部長は 「みんなの野球人生に少しでも協力したと思っていますので、なんでも質問して下さい。WBCで盗塁やバントの数が多い日本の戦い方で、すばらしい結果が生まれた。日本の野球を世界に証明しました。そのすばらしさを分かってもらいたい」と、野球少年・少女に話していた。