市内の祝津マリーナ(祝津3・諸沢敬子代表取締役)が、4月9日(日)オープンし、海好きが待ちに待ったシーズンが始まった。ボートやヨットの所有者約100名が集まり、今年の祝津マリーナの安全祈願とライフジャケット着用宣言を行った。
4月9日(日)12:00から祝津マリーナの安全祈願を行い、諸沢代表取締役をはじめ、参加者達が次々に安全を祈願した。この後、小樽海上保安部(高橋努保安部長)から、祝津マリーナが「ライフジャケットの着用推進モデルマリーナ」に指定され、ライフジャケット着用宣言が行われた。昨年から管内のマリーナを対象にこの指定を行っており、祝津マリーナは、石狩マリーナに次ぐ「ライフジャケットの着用推進モデルマリーナ」となった。
祝津マリーナを代表して、北海道大学ヨット部・田辺陽一(19)さんが、「ボートなどの乗船の際にはライフジャケットを着用します」と宣言。
高橋保安部長は「大雪の後に待ちに待ったオープンとあって、たくさんの方々が喜ばれております。ライフジャケット・連絡手段・118番の3つのアイテムを考えて、海を楽しんで頂きたい」と呼びかけた。今後、他のマリーナとも話し合い、モデルマリーナの指定を徐々に進めていくという。
諸沢洋専務取締役は「例年と同じく、第一に事故のない安全な運営を心がけていきます。利用者には、適切なライフジャケットの使用方法を指導していきたい」と、指定を受け安全に配慮していくという。
祝津マリーナのオープンに続き、築港にある小樽港マリーナは16日(日)から夏季営業を始め、小樽の海のシーズンが本格化する。