小樽市街と海を一望出来る絶好の眺望地点・旭展望台へのゲートが、4月8日(土)10:00からオープンした。
小樽商大に向かう地獄坂を上り、商業高校前を右折すると、冬期間閉じられていたゲートに出る。開かれたゲートを抜けると、除雪された道路の両側に、1mを超える雪の壁が連なっている。まだ、芽吹きには早いシラカバやカラマツの林が静かに迎えてくれる。快適なドライブや散策が短時間で手軽に楽しめる。
展望台への登り道の両側にも、雪の壁が続いている。展望台からは、小樽の街と港と海が手に取るように広がっている。オープン初日はおだやかな天候で、石狩湾を超えての絶景が見られた。
札幌から来た人は「子供の頃、小樽に住んでいたので本当に懐かしい。カバンを持ってあの辺から通っていたのよ」と、久し振りの小樽の風景に感激していた。
標高190mの旭展望台は、市の中心部から車で約15分もあれば到着出来るので、観光客にも人気が高い。映画のロケ地としても知られている。
ゲートが開かれた8日(土)、地獄坂の旭展望台への入口脇には、通行止めの看板がかけられたまま、展望台の案内板もビニールシートに覆われたままで、市の”お役所仕事”の一端を垣間見せていた。