小樽商科大学(緑3・秋山義昭学長)は、4月6日(木)10:00から新入生554名を迎え、小樽市民会館大ホール(花園5)で入学式を行った。
2006年度の新入生は、商学部554名(男309名・女245名)。このうち、昼間コース500名(男281名・女219名)、夜間コース54名(男28名・女26名)となっている。
大学院商学研究科は49名(男32名・女17名)が入学。このうち、現代商学専攻14名(男6名・女8名)、アントレプレナーシップ専攻35名(男26名・女9名)となっている。
6日(木)は、商学部と大学院商学研究科の合同入学式。この朝は春4月の名残り雪で、市内は白一色の冬景色に戻ったが、満員になった会場には熱い雰囲気が流れていた。新入生は緊張の面持ちで式に臨み、父母は静かに成長した子供の姿を見守っていた。
秋山学長は、「大学生活における自主性・自律性・行動の自由は、学生を一人前の大人として扱うということであり、そこには大きな責任を伴うことをくれぐれも忘れてはなりません。自分の頭で考え選択をし、自らの責任で行動することを期待しております。目的意識をはっきり持って、これからの学業生活を送って下さい」と、新入生に期待を込めた。
来賓の山田勝麿小樽市長が、「小樽市は厳しい財政状況をなかなか抜け出せない状況であり、新入学生には、若い力を持って、明るい希望の光を当てて下さるよう願っています。商大という恵まれた環境で、輝かしい青春を明るく送って欲しい」と、新入生を歓迎した。
新入生の代表として國田千尋さんは、「人格を淘汰し本学の歴史と伝統を引き継ぐべき学生となること」と、范愛晶さん(大学院)は、「学問を通じて社会に貢献出来る人材となるべく努力すること」を誓った。
校歌、若人逍遥の歌なども披露され、小樽港を見下ろす高台にある商大に、今年も春の名残り雪とともに554名の新入生が誕生した。