和洋ギャラリー完成!小樽の民芸品店「December3」!

 小樽都通り商店街(稲穂2)のアジアの民芸品販売店「December3」(鈴木剛社長)が、4月18日(火)から、和と洋の顔を持つ貸しギャラリーをオープンする。
 同店は、同じ都通り商店街の小路に店舗を構えていたが、昨年12月3日に現在の場所に移転し、インドやインドネシアなどのアジアの衣服・雑貨・アンティークなど、民芸品を扱っている。
 店は、1931(昭和6)年に白方商店として建てられ、約500平米の木造3階建てで、奥に約50平米の石造り蔵がついている歴史的な建物。2003年から空き店舗となっていたが、鈴木社長が買い取った。1階は民芸品を並べ、広くショップとして使用し、蔵の2階部分は回廊ギャラリーとして、一般客に開放している。
december3.jpg オープン時から予定していた2、3階の大改装が進み、18日(火)から新しく貸しギャラリーとしてオープンすることになった。残された建物をそのまま再現し、西洋風ギャラリー2室と和風ギャラリー1室と歴史的な部分をフルに活用した。名前は白方商店から取って、「Gallery 白方」と名付けられた。
 「大成功だ。和と洋の2極化で共存共栄している。今の時代にふさわしい歴史的な建造物の利用の仕方だと思う。過去の繁栄を映し出す建物で、多くの市民に文化や芸術を身近に感じてもらいたい。駅に近く交通アクセスも良く、市民にきっと喜んでもらえるだろう。若者たちがここをステップに芸術活動に向かって進んでいけるかもしれない」(鈴木社長)と期待する。
 オープンの第1回展示会は18日(火)から23日(日)までの6日間、小樽のアーティスト3人の絵画や木彫が、和洋ギャラリーに並ぶ。

貸しギャラリー料金
様式・広さ 期 間 金 額
A室(洋室)約32.4平米 火~日曜日の6日間 42,000円
B室(洋室)約29.4平米 30,000円
A室+B室(洋室) 60,000円
C室(和室)6畳2間 42,000円
教室使用(1時間) 1,000円