3月の卒業シーズンを迎え、17日(金)には小樽市内で小学校から大学までの卒業式が次々と行われた。
3月15日(水)、市内中学校の一斉卒業式に続き、17日(金)10:00、市内小学校のトップを切って、高島小で卒業式が行われた。
今年度の市内の小学校24校の卒業生は、1,098(男556・女542)人で、17日(金)の高島小の74(男46・女28)人に続き、18日(土)から21日(火)にかけ、市内24校での卒業式が続く。
17日(金)13:00からは、小樽商科大学(緑3・秋山義昭学長)が、同校体育館で卒業式を行った。
卒業式は「学位記授与式」として挙行され、昼間コース454名・夜間主コース101名の計555名と、大学院(修士)が40名の旅立ちとなった。今回は、2004(平成16)年に開校した、大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻の第1期卒業生28名が、初めて巣立った。学位授与式の会場となった体育館は、袴姿の卒業生や家族たちで埋まった。
秋山学長は、「目先の利益にのみ惑わされるのではなく、大局的な見地から世界を見渡し、冷静に物事を分析する、素養と知性を身につける努力を続けて欲しいと願っております。95年にわたる長い年月の中で築き上げてきた、本学の輝かしい歴史と伝統に誇りを持ち、充実した人生を歩まれるよう期待しています」と告辞した。
晴れ着姿の卒業生は、力強いまなざしで、学長の一言一言をしっかり聞いていた。全員で校歌を斉唱し、式典を終え、後輩らの祝福を受けていた。3月10日現在で96.4%の卒業生が就職内定を決めている。