写真提供:小樽雪あかりの路実行委員会 |
小樽雪あかりの路が韓国にも“輸出”された。2月23日(木)から25日(土)までの3日間、「冬ソナ」の舞台となった「ドラゴンバレースキー場」は、小樽と同じやさしいろうそくの灯りに包まれた。
今年で2回目の開催となった「韓国 雪あかりの路」は、小樽雪あかりの路実行委員会から5名と、韓国人ボランティア15名で準備された。
韓国での雪のオブジェ作りは、日中気温は暖かく作業が進んだが、夜になるとマイナス10℃近くまで気温が下がっため、雪質が変化し苦労したという。
会場となったスキー場のセンターハウスから、ゲレンデに向かう橋の上にもスノーキャンドルを設置し、ハートや雪だるま、スポーツカーなどの雪のオブジェで飾った22日。昨年、誘致した現地の部長が転属したため、事情が分かるリゾート側の人間がなく、「受け入れに気が入っていないのを肌で感じていた」(米花正浩検討委員長)。
23日18:00に点灯し、20:00頃から吹いていた風が収まり、雪あかりの風景を見て感動した現地リゾートスタッフから「夕食をいっしょに」との申し出があったという。
その後も橋の上で、愛のメッセージカードを展開し大好評。米花検討委員長は、「リゾート側から『もっと大きくしたい』、『小樽雪あかりの路には視察に行く』などの提案を受けた。我々も感動し、向こうも感動したので良かった」と話していた。
約3,000本のろうそくを使用した「韓国 雪あかりの路」。最終日は、風もなく穏やかな天候となり、3日間の開催の中で一番きれいで、無事終えることが出来たという。