市立小樽病院高等看護学院(若松1)の学院祭「第36回樽看祭」が、3月2日(木)と3日(金)の2日間で開かれている。
市立小樽病院の5階と6階にある同学院を会場に行われる学院祭は、「来てくれた皆さんに笑顔を」と、学生88人により、食堂やバザー、学生作品の展示会などが用意された。「虹色笑顔」をテーマに、廊下の壁などが鮮やかな色で飾られている。
バザー会場では、ヨン様の写真や手作りの巾着、ハンカチなどを販売。学生作品の展示会では、吹きガラスやキャンドルなどの作品が並ぶ。
渡辺智美(24)さん・大中沙織(22)さん・由井明美(20)さん・山本幹子(20)さんら学生たちは、それぞれ「この学院祭のために一生懸命作りました」、「かわいく出来上がってうれしい」、「すごく楽しく作成出来ました」、「明日は、患者さんや市民の方と小物作りという企画があるので、ぜひたくさんの人に参加してもらいたい」と、赤や紫のキャンドルやピンク色のかわいいガラスの作品を飾っていた。
会場を訪れていた花園の高柳美代子(76)さんは、「置いてあるものすべてに感動しました」、余市町の工藤春子(75)さんは、「すばらしいものばかりだ。外に出られない患者さんにも良いのではないだろうか」と、完成度が高い作品に驚いていた。今回の学院祭の原田亮太実行委員長は、「去年の4月からみんなで力を合わせて準備してきました。僕たちの笑顔で、患者さんや来てくれた人たちに笑顔を与えられれば」と、会場内を走り回っていた。
「第36回樽看祭」は、3日(金)は10:30~14:45。学生たちのハンドベル演奏や器楽演奏などの「ステージ発表」や、しおり・はがき・小物入れなどを、学生たちと一緒に作成する「手作り小物」などが企画されている。
問合せ:25-1211 内線323 看護学院