小樽市内の中学校14校で、3月15日(水)10:00から一斉に卒業式が行われ、1,151(男601・女550)名が、新たな人生のスタートを切った。
15日(水)は、雲の隙間から降り注ぐ太陽の光が、卒業生をやさしく照らしていた。
小樽市立西陵中学校(佐藤薫校長・富岡2)では、70(男39・女31)名が卒業。佐藤校長から生徒一人一人に卒業証書が手渡されていった。
「この1枚の卒業証書には、あなたたちが西陵中に通った615日の努力の結晶が、びっしり詰まっています。今日から新しい旅が始まる。自分の力を信じて乗り越えていってもらいたい」(佐藤校長)と、涙を流しながら巣立つ生徒に話した。
在校生の松田夏季さん・2年生が、「努力することの大切さなど、たくさんのことを教えて頂きました。先輩方が教えてくれたこと、決して忘れません。ありがとうございました」と祝辞した。卒業生を代表して成田悠くんが、「嬉しい 時、辛い時、悲しい時、いつも一緒にみんながいてくれた。一緒に過ごした日々は忘れません。先生方、お父さん、お母さん、色々迷惑をかけました。心から感謝しています」と、希望に満ちた笑顔で述べた。
同校の卒業式では、見学旅行や文化祭などこの1年間の思い出の映像を流し、卒業生は想い出の歩みを噛みしめながら、新たな旅へと巣立っていった。