「小樽雪あかりの路」オブジェ作り急ピッチ!


 2月10日(土)から開催する「第8回小樽雪あかりの路」の準備作業が、急ピッチに進んでいる。約20mにもなるスノートンネルやペンギンのオブジェ、ハートマークの記念写真スポットなどが作られている。
 オブジェ作りや重機による路の確保作業が始まっているのは、小樽市民センターから寿司屋通りまでの旧手宮線。4日(土)、5日(日)の週末では、強い風が吹き、大荒れの天候となったが、ボランティアで参加する人たちや作業員などによる懸命な作業が行われていた。
 旧手宮線会場のメインとなるスノートンネルは、約8名ほどの作業員で、「今年は雪が多くて大変だ」、「なんぼでも雪があるから、無くなる心配はないね」などと、慎重に組み立てられていた。
 ボランティアの人たちによって、記念写真スポットとしてのステージや、「これ、ペンギンに見えるかな」、「もっと体が細いんじゃない」と、おたる水族館でも目玉イベントの大役を任されたペンギンの大きな雪像が作られている。このほか、ハート型や円柱などの様々なオブジェが並ぶ。
 大雪となった5日(日)、小樽運河の中央橋では、小樽ライオンズクラブによる雪のブロックや橋・ベンチなど、ヴェネツィアのゴンドラのイメージで写真スポットが造られていた。同クラブ赤坂満・市民レクリエーション委員長は、「例年とはまったく違う。大雪のために、当初の予定と変わってしまった。雪が多く苦労しています」と作業をしていた。
 「第8回小樽雪あかりの路」の実行委員会では、「10日(金)の開催ギリギリまで作業は続ける。6日(月)からは小樽運河浅草橋街園でも作業を開始する」としている。