小樽市内中学校の力作並ぶ!アートフェスタ開催!


 市立小樽美術館(色内1)では、市内9中学校の生徒らが、授業以外で作った壁画やオブジェなどの力作を飾る「第7回小樽市中学生アートフェスタ」が、2月1日(水)から開かれている。
 同展示会は、「学校のクラブ活動の中で、美術部は、学校内で作品を展示するのみだが、校外の美術館などで発表する場を持って、一般の人の目に触れて励みにしてもらいたい」と、市内各中学校の美術教師らの美術部会で行っているもので、今年で7年目になる。
 今回は、市内の朝里・桜町・向陽・松ヶ枝・銭函・西陵・末広・長橋・北山中の9中学校、約60人・約70点の作品が集まった。部内での水彩、油彩画や文化祭のために全校生徒で作り上げた、大きな壁絵や垂れ幕などの作品が並んでいる。
 松ヶ枝中の作品は、水彩絵の具での浮世絵で、ステージの大きなバック絵。末広中の焼き鳥の竹串1本1本で表現する幻想的な世界の点描画など、全校生徒で力を合わせて作った迫力ある大作が会場に飾られている。この他に「ぼくたちの未来」と題し、草木がニョキニョキと空へ成長していくような版画など個性的な作品も並んでいる。
 西陵中の森万喜子教諭は、「美術館に展示するとあって、懸命に取り組んでいた。良い励みになっていると思う」と、生徒の力作を見て回っていた。
 「第7回小樽市中学生アートフェスタ」は、市立小樽美術館で2月1日(水)から5日(日)までの10:00~17:00(最終日は15:30まで)。入場無料。