2004(平成16)年12月に世を去った、小樽出身の本間聖丈を追悼する企画展「本間聖丈展―いのちあるものへの祈り/新収蔵品展」が、2月24日(金)から市立小樽美術館(色内1)で開催している。
作品は日本画32点と水墨画26点の計58点。インドを題材にした作品や仏画、北海道をテーマに美しい青や緑で描いたものや、小樽での厳しい真冬の漁港を描いた日本画。「懐古小樽」と題し、小樽運河や石川啄木などの水墨画が飾られている。
本間聖丈、本名一郎は、1922(大正11)年に小樽に生まれ、幼少から絵が好きだった。世を去る1ヶ月前まで絵筆を握り、作品を描いていたという。小樽では1958(昭和33)年から市展委員を務め、小樽日本画協会を主宰。1993(平成5)年度小樽文化貢献賞、2004(平成16)年小樽文化功労賞を受けた。
「本間聖丈展―いのちあるものへの祈り/新収蔵品展」は、2月24日(金)から5月28日(日)までの9:30~17:00。休館日は毎週月曜日、3月22日(水)、5月2日(火)・9日(火)~11日(木)。観覧料:一般300円、高校生と市内在住70歳以上150円、小中学生無料。問合せ 0134-34-0035
本間聖丈の代表作品をネットでご覧下さい。
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