小樽市の中松義治収入役が、この3月31日をもって退任することになった。
これは、小樽市商工会議所の専務理事が、2006(平成18)3月で退任するため、後任に中松収入役をとの要望を、事前に小樽市が受け、収入役が自ら退任の意思を固め、市が2月24日(金)に発表した。
北海道と函館市が、2007(平成19)年度に、それぞれ出納長と収入役を廃止する方向だとしていることなどがあり、市は道内の自治体にならって、当面は収入役を置かず、2006(平成18)年度から職務代理で行うこととしている。
中松収入役は現在59歳で、北海道拓殖銀行株式会社、北洋銀行株式会社などに勤め、1999(平成11)年6月から小樽市収入役に就いている。
収入役に就いて6年8ヶ月となり、第2期目に入っているが、2007(平成19)年6月6日までの任期を待たず、商工会議所の専務理事に転出する。