断続的に降る雪の中、おたる水族館の2年目の冬季営業が、2月4日(土)10:00から始まった。今年は新たなイベントとして「ペンギンのお散歩」も加えられたが、大雪のためか、初日の入館者数は106人と、昨年の入館者数173人を下回る結果となった。
冬季営業は、冬の小樽のイベント「小樽雪あかりの路」の協賛として、2月4日(土)から19日(日)まで。今年から、目玉のイベントとして、5羽のジェンツーペンギンが、正面玄関のペンギン展示水槽から、海のパノラマ回遊水槽特設ステージまでの通路約30mを1日2回散歩する「ペンギンのお散歩」が行われている。
4日(土)の小樽市内は、雪と強風が吹き付け、札幌~小樽を結ぶ札樽道は、全面閉鎖され、国道も渋滞などで交通機関に大きな影響を及ぼした。このためか、冬季営業初日の入館者数は、昨年の173人よりも大幅に少ない106人という残念な結果となった。
館内には、今年も昨年に続き、水槽に入った「ユキダルマ」が展示されている。今冬は、例年にない大雪のため、なんと2人の子供ダルマも一緒に並べられた。
人気のオタリア・イルカショーや、目玉イベントである「ペンギンのお散歩」などを見に来ていた子供たちは、「イルカかわいかった」、「意外にペンギン早い」、「手が後ろになっ て歩くのがかわいい」などと喜んでいた。
同館では、「午前中から雪かきに追われ大変だった。本当に天候がひどかった。そんな中、お客さんも来てくれて、ペンギンのお散歩やイルカのショーを見てもらい、大変喜んでもらってうれしい」と、これからの残り15日間の入館者数に期待を寄せていた。