1月最後の週末となった28日(土)の小樽市内は、27日(金)に出された「風雪・波浪注意報」が継続し、吹雪く週末となっている。
札幌管区気象台では、27日16:31に、小樽など後志地方では、「27日夜遅くから28日夕方にかけて、北又は北西の風が雪を伴い、海上15m、陸上11m、波の高さ3m。ふぶきや吹き溜まりによる交通障害、突風、高波に注意」と呼び掛けていた。
28日(土)の市内に風が強く、屋根に積もった雪を吹き上げ、雪煙が舞うふぶきの週末となり、観光客らも足早に通り過ぎている。
市内の観光名所のひとつ、堺町通りでは、頭からすっぽり防寒着を着込んだ観光客が、吹き上げる雪を避けて、暖かい土産物店などに入り、ひと息つくなど、雪の小樽観光を味わっていた。
北一ヴェネツィア美術館前には、「雪あかりの路」に協賛するペンギンの雪像が作られ、記念撮影する海外からの客の姿も見られた。28日(土)夜からは、キャンドルによるあかりの演出も楽しめる様になる。
これから、2月に入ると、市内は、2月10日(金)から19日(日)まで開催される真冬のイベント「第8回小樽雪あかりの路」の各会場で、本格的な準備作業が始まる。