大寒に入った冬の晴れ間となった、1月21日(土)9:30から、全国一斉に行われる2006(平成18)年度大学入試センター試験が、小樽商科大学(緑3)で始まった。
入試センター試験は、21日(土)・22(日)の2日間で行われる。全国712会場のうち、道内では、小樽商大、北大など25大学の35試験場で行われている。
全国の志願者は、551,382人(男323,555人・女227,827人)で、昨年同様、志願者の減少は止まらない。道内の志願者は、19,098人(男12,077人・女7,021人)で、昨年より628人少ない。商大では、昨年より26人少ない、581人(男381人・女200人)の志願者が受験する。
今回のセンター試験から、英語の聞き取り“リスニング”が初めて導入される。同校でも、「音を立てないようにしなければいけない。監督者全員が、リスニングテストの時に、故障やトラブルに対応出来るように、前もって体験しています」という。
第1日目の21日(土)の科目は、公民、地理歴史、国語、外国語、英語リスニング。第2日目の22日(日)は、理科1、数学1、数学2、理科2、理科3の科目が行われる。
後志管内の唯一の試験場となった小樽商大には、地獄坂を上り、早くから来た受験者たちが、緊張の面持ちで試験開始をまっていた。受験者は、「頑張るだけです」、「リスニング対策もやっています」、「ここまで来たらやるだけです」と話していた。